プロフィール
はじめまして、「リチャードの大学」を運営しているリチャードといいます!
経歴としては、大学と大学院で6年間物理学を専攻し、現在は会社員をやっています。
以下は、ざっくりとした経歴です。
科学雑誌などで、「相対性理論」や「量子論」などに触れたことがきっかけで、
「物理っておもしろそうだなー」となんとなく思い始める。
数学がだんだん難しくなっていくにつれ、数学の成績が伸び悩む。
高校受験では、(数学のせいかはわからないが)第一志望に落ちてしまう。
より難しさを増していく数学に、日々悩まされる。
しかし、「大学で物理を学びたい」という思いを捨てきれず、理系へ進む。
その結果、さらに数学に苦しめられる。
しかし、大学の物理学科へ入学するため、猛勉強し、無事に合格を勝ち取る。
数学はさらに難しさを増すが、物理学と密接につながりだし、少し面白くなる。
物理における数学には「なにかやりたいこと(目的)」があり、それを理解することが重要なのでは?と気づき、視界が晴れ始める。
その結果、研究レベルの難解な数学であっても身構えることなく取り組めるようになる。
平均程度の成績はとっていたため、推薦で大学院へ進学する。
理論系の研究室だったこともあり、相変わらず数学に囲まれた日々を過ごす。
しかし、研究でプログラミングを使っていたことをきっかけに、
「プログラミングを使った、ものづくりも面白そうだなー」と思い始める。
その結果、IT企業に入社し、現在に至る。
子供の頃から科学(特に物理)が好きだったため、
大学受験の際は、物理学を学ぶことを志しましたが、
実は中学・高校時代、私はあまり数学が得意ではありませんでした。
しかし、物理を学ぶことを諦めきれなかった私は必死に数学を勉強し、
なんとか、大学の物理学科に入学することができました。
もちろん、物理学という学問は、数学と密接に関わっているため、
大学入学後においても、数学や数式に悩まされる日々が続きました。
しかし、大学で私は、ある考え方に出会い、数式をより良く理解できるようになりました。
それは「数式とは、何かを伝える、あるいは簡単化するための手段に過ぎない」という考え方です。
つまり重要なのは、数式そのものではなく、「その数式は何を伝えたいのか」、「その数式を使って何をしたいのか」を考え、それをイメージすることです。
この考え方を身に着けたおかげで、私は大学院まで進学し、数学を使った最先端の物理学の研究を行えるまでになりました。
以上の経験を通して培った「数学に対する考え方」を、
過去の私のように数学で苦しんでいる方々に伝えるため、このブログを始めました。
数学は、「イメージできるかどうか」だけで、理解度が大幅に変わります。
数学に悩む中高生はもちろん、数学を学び直したい人、何かやりたいことがあるけど数学が壁となってしまっている人などに、本ブログが何かしらお役に立てれば幸いです。
また、物理などの応用面において、実際に数学がどのように使われるのかについてもお伝えできればと考えています。